各社の性能の違いが生産量以外にわかりにくいグラインダー。しかし使ってみると目詰まりしたり、洗浄がしにくかったりと、困ることも多いマシンです。
このページでは、おすすめのグラインダー製造会社、またその他のグラインダー製造・販売会社を一気にご紹介します。導入の参考にしてください。
プロセスセンターにミートグラインダーを導入するなら、ラインナップを確認しておきたいのは以下にご紹介する3社。FOOMA JAPANでも広いブースを確保しており、食肉加工機分野でシェアTOP3を誇る(※)3社の特色をまとめています。(2022年7月調査時点)
引用元:日本キャリア工業
https://nippon-career.co.jp/products/mp-117/
日本キャリア工業のグラインダーラインナップで注目は、「全自動ミンチ肉盛付機 ミンスパッカーライン」。肉挽き機から連続して送り出されるミンチ(挽肉)を設定した長さにカットして、トレー盛り付けまでが毎分最大70パック行えるため、大幅な省人化が図れます。
均一なミンチの流れを定寸にカットして盛り付けるため、重量のばらつきが少なく、また筋目が揃っているため、仕上がりも綺麗。陳列した際のイメージアップに繋がります。
全自動のラインだけではなく、多品種少量生産に小回りの利く半自動タイプも取り扱っています。
所在地 | 愛媛県松山市東垣生町980-5 |
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電話番号 | 089-973-6311(平日8時30分〜17時30分) |
公式サイトURL | https://nippon-career.co.jp/ |
引用元:なんつね
https://www.nantsune.co.jp/products/meat-chopper/index.html
なんつねのチョッパーは、内部の形状の工夫により、豚ひき肉も綺麗に挽くことが可能。また、ー4℃~+3℃の温度帯に対応しており、常温でも挽けます(肉厚・肉質・形状により、若干異なるとの記載あり)
衛生面と操作性にこだわっており、受け皿が簡単に外せる設計。筒の分解は標準装備されている専用の工具で取り外すことができます。
受け皿を外すと運転が停止する安全装置がついていること、スイッチひとつでオンオフが設定できるので、緊急の際も安心です。
所在地 | 大阪府藤井寺市大井4-17-41 |
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電話番号 | 072-939-1500(平日9時〜18時) |
公式サイト URL |
https://www.nantsune.co.jp/ |
引用元:ワタナベフーマック
https://www.foodmach.co.jp/product/mincer_p320s.html
ワタナベフーマックが展開する「Sライン」は、安全性に特化したシリーズ。
スライサーが中心だったSラインに、新たにグラインダーが登場。シンプルでコンパクトながら、パワーを持つ「グレートミンチ」の性能はそのままに、より安全性が高まった製品です。
各カバーにセーフティセンサを設置したことで、カバーを外した状態では機械が作動しない仕組みになっています。
また、機械作動中に誤って吐出部に手が触れないようにデフレクターを搭載。不意な巻き込まれ事故も防止できます。
所在地 | 愛知県名古屋市中川区露橋 2-12-26 |
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電話番号 | 052-361-8511(平日9時〜18時) |
公式サイトURL | https://www.foodmach.co.jp/index_j.html |
引用元:エム・アンド・イー【C/E242】
(http://www.mande.co.jp/product.html)
処理能力最大1,800kg/時のミートチョッパーC/E242をはじめ、処理能力最大1,800kg/時のC/E800、コンパクトな設計で長寿命なTA-32AⅡ、高性能な吐出システムで肉の通過時間を短縮しているC/E660F、練れが少なくキレイな挽き上がりが魅力のTE-22AⅡなど、さまざまな機器をラインナップしています。いずれもコンパクトタイプで、衛生面や安全面にも配慮されています。
1970年設立、首都圏を中心に、ニーズに合わせた食肉・水産業界加工機の設計、製作からアフターサービス販売・プラントの設計までさまざまなサービスを提供。スライサーやバンドソー、チョッパー、ミキサーなど各種機器を扱っています。
引用元:GEAジャパン【GEA PowerGrind】
(https://premium.ipros.jp/gea-pe/catalog/detail/460035/?hub=158)
GEA ComboGrindは、最大1トンの粉砕前の肉をかき混ぜる攪拌機や、最大1,500Lのインフィードホッパーを備えています。 ハンバーガー、ソーセージなど、高品質のひき肉製品づくりにおすすめです。また、「GEA PowerGrind」は、新鮮な肉、冷凍肉、野菜、チーズなどお客様のユニークなニーズに応える多目的チョッパー。フローズンブロックもそのまま投入できるパワフルさが魅力です。
1893年に遠心分離機のメーカーとして設立されたGEAウエストファリアセパレーター社。GEAジャパン株式会社は、その日本法人として1970年に設立されました。乳業、飲料、醸造、食品、医薬、化学など各業界向けの製造プラントやエンジニアリング、製造用機器類を提供しています。
引用元:なんつね【アルゴス22】
(https://www.nantsune.co.jp/products/meat-chopper/index.html#JH)
アルゴスシリーズは、-5°Cから+3°Cまで幅広く対応し、モノによっては白っぽく見えてしまう油の多い豚挽肉も綺麗に挽くことが可能です。270kg/時のアルゴス22をはじめ、600kg/時のアルゴス32、MGB-32Ⅱなど容量の異なる3種類をラインナップ。他にも、ジャイアントミンチ MGB-32Ⅱなど多数を販売。どれも挽きの仕上がりが良く、ひときわ新鮮なのが特徴です。
1925年の創業以来、100年近い歴史を持つ食肉機械業界の老舗メーカーです。長年培ってきた技術とノウハウで、使う人の立場に立ったモノづくりを追求。種類豊富な食肉加工機の販売だけでなく、製造現場の課題解決をサポートするさまざまなソリューションを提案しています。
引用元:日本キャリア工業【MG-157】
(https://nippon-career.co.jp/products/mg-157/)
ミキサーとグラインダーが一体化したダブル機能が魅力の「MG-157」、肉挽きからトレー盛り付けまで一気通貫で行える全自動ミンチ肉盛付機「MP-117+TC-093」、高い洗浄性と高い安全性の構造を誇るグラインダー、大量処理向けグラインダーにミキシング機能を一体化したミキサーグラインダーなど、堅牢で強固な構造、耐久性を備えた機械を多数製造販売しています。
チョッパーやグラインダー、スライサーなど、独創的なアイデアと技術力で、他社にはないオンリーワンの製品を数多く製造。いずれも使いやすく、歩留まり向上や省力化、フードセイフティを実現してくれる機能を多数搭載しています。
引用元:ヒガシモトキカイ【フローズンクラッシャー】
(http://www.higashimoto.co.jp/seihin-break01.html)
「フローズンクラッシャー」は、-20°C以下の凍結原料を、強力な破砕爪を非接触回転させ粉砕する冷凍肉粉砕機です。金属の摩耗が一切なく、製品の安全性が非常に高い点が特徴です。「新型グラインダー」は、原料に合わせて回転数を制御することが可能。螺旋構造のシリンダーや新構造のナイフによって、安全性を保ちながら大幅な生産能力アップを実現しています。
少数精鋭技術者集団による自社一貫体制で、食品加工機械の設計・製作・販売、システムプランニングを行っています。ドイツを代表するスモークハウスメーカーAUTOTHERMや、ブルガリアのキットナー社など、世界的なメーカーと連携した製品開発なども積極的です。
引用元:ワタナベフーマック【WMG-P22C / WPG-CCV】
(https://www.foodmach.co.jp/product/cutting_p22c.html)
しゃぶしゃぶからステーキ切りまで付加価値UPのミンチカッティングが行える「WMG-P22C/WPG-CCV」をはじめ、5馬力のハイパワーモーターによる毎時600kgのビッグな処理が可能な「WMG-B32」、50Lの大容量タブにパドルを搭載し、生産性アップを実現した「グレートミンチ WMG-P22」など、容量やニーズの異なるさまざまな機種が揃っています。
食品加工機械で全国的な知名度・シェアを誇る大手食品加工機メーカーです。特に安全性の高い製品づくりに注力しており、作業者が安心感をもって使用できる機能にこだわった製品群「ワタナベSライン」を提案。販売から購入後のメンテナンス、機器のカスタマイズなども行っています。